臨床の話

猫背の原因は上半身ではなく骨盤にある?①

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こんにちは!ささです

 

最近猫背で悩む人が増えている。

特に仕事で、デスクワークが多い人に起こる。

 

よく猫背は、胸を開くストレッチをすれば治ると

言われたりするがそれだけでは治らないと私は思う。

 

 

その根拠を話しながら、改善法も考えていくが。

まずは猫背とはどんな状態なのか、解剖学的に分析してみる。

①猫背とは

一般的に猫背と言われる状態は、

背骨が丸まって肩が前に出て

頭も前に出てる状態をイメージする。

 

 

背骨は、

頚椎(首の骨)胸椎、腰椎と3つに分けられるが

その中でも胸椎の後弯(体の後側に向けての弯曲)が強くなる。

 

 

さらに肩が前に出ると言うことは

肩甲骨が外転(肩甲骨が外側に移動する)している。

肩甲骨が外側に行くと、上腕骨頭の位置が前方へ動く。

 

 

ここまでだけで猫背の原因を考えたら

確かに、胸を開くストレッチをすれば

肩甲骨を外転させている筋肉の緊張も緩和されて

猫背が改善するように思えるが

 

実際はそうじゃ無いと私は考える。

②骨盤位置から猫背を見る

 

局所的に、胸椎と肩甲骨の関係のみを見たら

さっきの考えで良いだろうが

人間の体はその下に、腰椎、骨盤、下肢

と続く。

 

 

特にデスクワークなどの場合は座位であるため

 

骨盤の位置から猫背を考えてみる必要があると思う。

骨盤が後傾位(骨盤が後ろ方向に倒れた状態)

 

 

イメージしにくいだろうが、実際にやってもらうとわかりやすい

椅子に浅く座り背もたれに背中をつけた時の骨盤の位置を隠してもらうと、骨盤が後ろに倒れているのがわかると思う。

 

というか大体の方が普通にあぐらを組んで力を抜けば、自然と骨盤後傾になると思う。

 

 

 

つまり、骨盤が後ろに倒れる

→仙骨も同じく後傾位へ

→腰椎も後弯方向へ

→胸椎も後弯が強まる

→胸椎の後弯に伴い肩甲骨が外転位へ。

となると考える。

 

 

 

これも実際やってもらうと解りやすい。

座った状態で、骨盤後傾位にして胸を張ろうとしても、やりにくい。

しかし骨盤前傾位というか骨盤を立たせる(骨盤直立位としておこう)と胸が張りやすくなる。

まあ骨盤が仙骨と繋がり、仙骨と腰椎、胸椎と繋がっているので当たり前と言えば当たり前なんだけどね。

③まとめ

 

近年増えている座位での猫背

これには骨盤から姿勢を正す必要があると考えた。

 

 

つまり肩甲骨を、外転位にさせたり

体幹を屈曲させたりする筋肉の緊張を緩和するだけで猫背は改善せず

 

骨盤直立位を作る必要があった。

それを作るには

 

 

脊柱起立筋群の弱化があれば改善が必要だし

ハムストリングスや大殿筋などの緊張が強いならば緊張緩和をする必要があると私は考えた。

 

 

骨盤の前傾ができた上で、胸筋系を緊張緩和したり

肩甲骨周囲筋をほぐしたり

 

 

胸椎の伸展エクササイズなどを行うといいと思う。

具体的な改善法は次回お話したいと思う。

 

 

続き

『猫背の原因は上半身ではなく骨盤にある?②骨盤後傾に働く筋のストレッチ偏』

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