柔道整復師 

柔道整復師の就職先 仕事内容・感想を紹介する!【病院・整骨院・デイ】

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こんにちは! 元柔道整復師のささです

今回は、柔道整復師と機能訓練指導員として3種類の職場を経験した私が

整形外科・整骨院・デイサービスでの仕事内容や働いた感想を伝える。

ネコ
ネコ
これから職場を探すけど、一体どの職場がいいの?整形外科と整骨院って仕事の内容違うの?

白衣さん
白衣さん
新卒だったり、転職でも働いた事の無い勤務先のことはわからないよね。一つ一つみていこう!

 

これから職場探しを考えているあなた!この記事で各職場のイメージができます。

この記事の内容

○整形外科

医師の指示の下、外傷の固定などから慢性疾患への手技などを行う。

外傷を診れる

柔道整復師のスキルが上がる

福利厚生がしっかりしている

自分で治療の判断する機会は少ない

 

○整骨院

不正が多い現状で保険を使ったマッサージが主な仕事

外傷はまずこない

拘束時間が長い

給与も低い

患者と密接した関係

 

○デイサービス

機能訓練指導員として高齢者や片麻痺などがある方に機能訓練を行う

簡単に言うと、体操やトレーニングを行う。

給与が整骨院などより比較的高い。

帰りが早く、遅くても18時には終わる。

福利厚生がしっかりしている。

 

では、私が働いた経験をふまえて一つずつ紹介していく。

①柔道整復師の就職先:整形外科

整形外科とはどんなところ?

整形外科とは主に筋肉、骨、関節などの運動器を診療する科である。

簡単に言うと、足を捻ったり、腰などが痛いときに行く病院をイメージしてもらえれば良いと思う。

大きな総合病院の整形外科では、人工関節やプレートをいれる手術なども行う。

だが私の知人で総合病院に勤めた柔道整復師は聞いたことがない。

 

柔道整復師が働くとすると多いのは診療所程度の大きさの整形外科だと思う。

この理由は理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の存在があり

総合病院などでは柔道整復師を雇うメリットがないためだと思う。

この資格の違いについては後日機会があれば詳細を比べてみたいと思う。

もちろん私も、町医者の整形外科で働いた。

整形外科での仕事内容は?

私が働いた整形外科は、リハビリ室内に柔道整復師と鍼灸師あとは電気のつけはずしを補助する人がいた。

柔道整復師としての主な仕事は医者が診察してリハビリ室に回してきた人に対する評価や

骨折脱臼の整復、固定、その他リハビリのための徒手介入(マッサージ)やトレーニングなどであった。

文章にしてかくと凄そうに見える面が少しあるかもしれないが

実際には、午前中は毎日のように来る高齢者へのマッサージがメインだったように感じる。

さらに患者数がとても多く一人につき5分程度しか時間が取れないくらいだった。

 

しかし、外傷の数は他の整骨院などと比べたら圧倒的に多く入社当時は固定の仕方も肢位も期間もなにもわからなかったが数年働いたことによって骨折、捻挫、脱臼などへの自信と実力は大いについた。

なにより柔道整復師として整復ができるようになったのは整形外科で働いたからだと思う。

また、医師の下で働けたのもいい経験だった。

働いた感想

自分が接骨院を開いて、そこで外傷をみたい!と思うなら骨折などを治癒経過も見れる整形外科で働くのは良いと思う。

 

私自身も、自分の院で整復はできなくとも骨折か捻挫か病院に送るか送らないかの鑑別が出来るようになりたかった。そのために整形外科で働いたので、目的は達成できたと思う。

しかし基本的には医師の指示の下行うので、接骨院などとくらべると自分で考えて治療することは少ないかもしれない。

あと、患者一人に対する時間があまりかけられない。

その他、働く環境としては整形外科の方が残業も少なく休みも多いんじゃないかと個人的には感じている。

柔道整復師の就職先:整骨院・接骨院

整骨院・接骨院とは?

整骨院と接骨院は基本的に同じものと考えてもらって良い。

柔道整復師が開業することができ、骨折・捻挫・脱臼・打撲・挫傷など明らかな外傷性のあるものに対して施術することが出来る。

しかし現状は外傷性のないものも偽り保険を適応させ施術という名目でマッサージしていることが多々あるこの辺の問題点についても後日話そうと思う。

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整骨院・接骨院での仕事内容

柔道整復師の業務範囲内で施術を行うが、

私が働いた2つの整骨院ではどちらも主にマッサージしかしてなかった。(そもそもマッサージというのも柔道整復師はしてはいけないのだが…)

多くの整骨院は保険の使えるマッサージ屋さんになっているのではないかと思う。

とりあえずこの場では現状の仕事内容と思われる手技を使って患者の痛みをとることを仕事内容にしておく。

 

つまり、肩が痛いとか、腰が痛いとかそういった人に電気をあててマッサージというのが一連の流れだった。もちろん骨折や脱臼は来ず、捻挫すらも見たことがなかった。

管理柔道整復師になると、保険請求業務も出てくる。いわゆるレセプトというやつだ。

柔道整復師は受領委任払いが認められていて、

このレセプトを使って患者の窓口負担を1~3割にし残りの分を国からもらえる仕組みになっている。(詳しく知りたい人は受領委任払いで調べて)

なので色々とレセプトにはルールがあって面倒だが大手のグループ院だと入社2年目には管理柔道整復師になってたりするので誰でも出来るものと思ってもらってよいと私は思う。

働いた感想

私は整骨院を自分で開くことを目標にしてこの業界に入ってきたわけだが、実際に管理柔道整復師として働いてみて率直な感想はしょーもないなだった。(個人の感想なので怒らないで欲しい…)

この仕事は拘束時間も長いし、残業代も出ないことが多い。

しかも給料も安い。それでも働いたのは自分で開業するための知識や経験が欲しかったからだったが、実際の保険請求業務などをやってみたら業界のブラックなとこが見えてきて、そこまでして整骨院をやりたいとは思わなくなった。

ルールを遵守してやってたら、家族を養うのがギリギリなレベルしか稼げないんじゃないかとも感じた。

整骨院って保険が使えるからこそルールが多くてややこしい。ただ、マッサージとかをした患者さんから毎日感謝されるってのはいいかもね。

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柔道整復師の就職先:デイサービス

デイサービスとは

デイサービスにもたくさん種類があるが

機能訓練型、リハビリ型などの半日型デイサービスと一日型デイサービスがある。

すごーく簡単に言うと高齢者たちが過ごす施設のイメージでいいと思う。

半日型というのは、午前と午後二組に分かれて3時間程度ずつ機能訓練を中心としたサービスを行う。大抵は定員が各10名ほどである。

そのため、入浴や食事、排泄の介助などは基本ない。あと機能訓練を目的としているので比較的身体を動かしたい人が多い。小さいフィットネスジムのようなイメージでいいと思う。

一日型は、食事・入浴などの介助もあり一日の生活を過ごす高齢者施設と思う。

施設の詳細に関してもっと知りたい方は、検索してもらうといい。

デイサービスでの仕事内容は?

私は、フルタイムではないが一日型と半日型で働いた。

ⅰ一日型デイサービス 

まず私が働いた一日型デイサービスの方は、1日に2時間機能訓練の時間がありそこで、

集団体操や個別の機能訓練、マッサージなどを行った。

 

個別の機能訓練というのがわかりにくいかも知れないが

簡単に言うと、問診や評価から対象者に必要な動作や筋肉を判別しトレーニングやエクササイズを行うような感じだった。

すこし移動、食事の介助なども行うことがあった。私の場合は2時間だけのパートだったが、フルタイムになると機能訓練だけだと時間が余るため、その他の介護業務も行うと思われる。

中には系列の店舗を一日に数箇所、機能訓練しに移動することもあるらしい。

機能訓練で保険の加算を取っているなら書類業務もあるんだろう。

あと送迎業務も任されることが多い。

 

ⅱ半日型デイサービス

三時間程度の時間の中で、機能訓練を行う。

私が働いたとこでは、1時間程度集団体操、1時間30分程度個別の機能訓練だったかと思う。この辺はその経営母体などによってやり方が違うので、一例と思ってほしい。

この個別の機能訓練というのは、マシントレーニングやスリングを使ったエクササイズを交代しながらやってもらったり

10分程度のマッサージなどを行ったりしていた。そのため、対象者の評価をしマシントレーニングなどのメニュー作成や保険加算に必要な書類(結構大変だったイメージ)もある。

場所によっては送迎は無く、送迎担当を雇っていたりするところもあるが基本的に送迎もやることが多いと思う。募集要項に運転免許が必要とあるなら送迎をすると考えたほうがいいだろう。

半日型の場合この送迎があると結構忙しくて昼休みが短くなったり書類作成の時間が使われることもあると思う。

昼休みは送迎の車の中で取ったりしているという話も聞いた。

機能訓練指導員という職種についての説明はこちら↓

機能訓練指導員の情報まとめ! 現役機能訓練指導員が解説! この記事では柔道整復師がなれる機能訓練指導員について紹介しています。私自身の転職経験も生かした内容を紹介しています。機能訓練指導員ってなに?と思っている方や機能訓練指導員になろうとしている人に向けてます...

働いた感想

一日型デイサービスは、介護に興味が無い人には厳しく思う。

わりかし認知症の人や、コミュニケーションがとりにくい人などもいて

さらに当人達は機能訓練を目的としてきているわけではないのでついでの体操くらいな感じだった。なかには今日はやらないで寝るとかいう人もいたしね。

きっとその事業所によって違うとは思うけど、機能訓練で加算をとるためだけにやってるような事業所だとみんなやる気無くて自分もやっている感じは無い。

 

ただ仕事自体はゆったりした時間の中できるし、高齢者の人と話すのも面白かったので続けていた。あと割りとお金がいい。笑

しかし一日型デイサービスでは正社員で働こうとは思えなかった。

半日型デイサービス

機能訓練のやり方などが、事業所によってはフランチャイズのお店とかだとルールが決まっていた。

しかしながら、仕事内容的には楽しかった。身体を動かしたい人が来て、その人たちにより良いモノを提供する。手技とかも出来るところだと、痛みがあるところにも

自分でアプローチでき改善させる楽しみもあった。

整骨院での痛くないのにマッサージのために来る人や

一日型デイサービスの機能訓練やりたくない人に行う機能訓練などとは違って、

機能訓練をやりたい人と一緒に機能訓練をやっているので楽しかったんだと思う。

(もちろん全員ではないが…)

 

さらに仕事も大抵8時30分くらい 昼休み1時間程度 17時30分で終わる。週休2日が多い。副業も色々やりたい私にとっては魅力的な仕事だった。

この仕事をするまでは、自分は治療家として生きていくんだ!!としか考えてなく、機能訓練指導員をすこし下に見ていた。(ゴメンナサイ)

でも、今はこの仕事も柔道整復師が活躍できる場だと強く感じる。でも結局は介護の業界なので相手は高齢者になる。治療はできない事は頭に入れてほしい。

④まとめ

良い点

○整形外科

外傷がみれる

柔道整復師としての知識・経験がつく

比較的残業が少ない

○整骨院

開業してやり方によってはお金を稼げる(おすすめしないが)

患者さんとの距離が近い

○デイサービス

お金が整骨院よりは良いとこが多い

業界的に今後需要が増えると思われる

帰りが早い

仕事内容が楽

悪い点

○整形外科

医師の指示がないとできない

自分の判断力が育ちにくい

忙しい

○整骨院

給与、待遇面があまり良くない(最近は良いとこもある)

まともにやってたら稼げない

業界のブラックな面が多い

○デイサービス

治療はできない

高齢者相手になる

あくまで介護業界である

 

まとめのまとめ

整形外科の中には、PTがいてほぼ電気付けはずししかやらせてくれないとかもあると聞いたことがある。

今回の話はあくまで参考程度に聞いてもらい、

必ず見学に行って柔道整復師がどんな仕事をしているのか確認してから働いてほしい。

 

整骨院もたくさんあって、最近は給与や福利厚生がしっかりしている院や保険を使わずに完全自費でやっている院もいるしちゃんと保険適応を守って運営している院もある。

あくまで私が働いた院での感想なので、今回書いたことが全てではない事は注意して欲しい。

まず自分が将来どうなりたいか、それによってどんなスタイルの整骨院を選ぶか決めよう。

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