臨床の話

足を捻ってしまった時の応急処置の仕方と病院に行くべきポイント

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こんにちは! ささです。

 

今回は運動会シーズンになると増えてくる外傷の足関節捻挫についてお伝えします。

 

足関節の捻挫は子供も大人も日常生活の中で置きやすい外傷なので

比較的多くの方が経験しているが

その正しい応急処置方法や、どんな場合病院に行けばいいかなど

知られてないことが多い。

 

軽視されがちな足関節捻挫だが、しっかり対応しましょう。

①足関節捻挫ってなに?

捻挫とは、関節にかかる外力により非生理的運動が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです

引用元:日本整形外科学会

 

いわゆる、足首を捻って靭帯(靭帯)などを損傷する事。

すこし踏み外したり、急に走ったときなど足をぐねってなる時は

足関節を捻挫していることが多い。

 

足関節を捻挫してしまうと、靭帯(じんたい)といわれる

骨と骨をつなげているバンドのような物を傷つけてしまったり

 

重症だと捻った力で骨を折ってしまう事もある。

 

割と軽視されやすい足関節捻挫だが

重症度が高い損傷の場合

後遺症として関節の不安定性(靭帯の損傷などにより関節がゆるくなり不安定感が出る)

などが起こる可能性もあるので

整形外科などの受診を勧める。

 

自分で出来る応急処置や

病院に行くかの判断するポイントも後述する。

 

 

②足を捻ったときに痛めやすい場所

 

人間の足は骨の構造的に、内側に足を捻りやすい。

 

そのため外くるぶし周辺の靭帯を損傷しやすく

足を捻ったときには、外くるぶし周辺に

押すと痛みや

腫れ

内出血

などが出ることがある。

 

 

③足を捻ってしまった時の応急処置

 

 

基本的な応急処置法としてはRICE処置がよく使われる。

捻った後すぐ行えるほうがより良い。

 

R(レスト) 安静

I(アイス) 冷却

C(コンプレッション) 圧迫

E(エレベーション) 挙上

これらを行うことで

 

痛みや腫れを抑えることが出来る。

それらを抑えることによって、

その後、組織の修復を良好にさせる。

 

レスト 患部の安静

 

足が患部なので

歩いたり、走ったり、立っている事もなるべくせず

足関節をなるべく動かさないように

さらに体重などがかからないようにしたほうが良い。

 

動くときは、足を浮かせて誰かの肩を借りたり

杖を使ったりして、足関節への負担を減らす。

 

アイス 患部の冷却

患部の冷却には氷や保冷材などを使うと冷やしやすい。

 

氷や保冷材を直接肌につけて冷やすと凍傷などの危険性もあるので

氷嚢を使ったり

保冷材にタオルを巻いて

さらに少し表面を溶かしてから使用したほうが良い。

 

冷やす時間は、

15分程度冷やし、2時間程度間を空けてまた15分冷やすのを繰り返す。

ずっと冷やしていると段々知覚が麻痺してくるので

その場合も凍傷などの恐れがあるために

冷やす場合には15分程度で間隔をあけたほうが良い。

 

痛みや腫れがある部分(多くは外くるぶし周辺)

を中心に冷やす。

 

コンプレッション 患部の圧迫

患部に対して、弾性包帯やバンテージを使い圧迫を行う。

 

 

氷嚢などで冷やしている上からバンテージなどを巻き

一緒に行う。

 

バンテージは足関節を全体的にぐるぐると巻くが

あまり強く引っ張りながら巻くと

弾性があるので足を締め付けてしまうので注意が必要。

 

 

エレベーション 患部の挙上

患部を安静にし、冷やし、圧迫したら

高い位置に患部を持っていく。

 

足の場合なら、座っている腰の高さより少し高くなるように

タオルやクッションなどを入れて高さを出す。

 

特に足は普通に座っているだけで

低い位置にあるので、挙上をしっかりと行う。

 

 

RICE処置をした後の状態

氷嚢での冷却、バンテージでの圧迫、タオルでの挙上を行うと

下の画像のようになる。

 

引用元:http://www.fff.or.jp/seikei/rehabilitation/sport/warmcool.html

 

大人など自分で感情を伝えられる場合はいいが

小さい子供の場合は、冷たいとか上手く伝えられないこともあるので

しっかり時間を見て大人より少し短く5分から10分くらいで様子を聞きながら行っても良い。

 

④病院に行くか特に注意するポイント

足関節捻挫で行く病院は整形外科がある病院になる。

ちなみに整骨院・接骨院は病院ではないため

レントゲンなどの画像検査がなく骨折かどうか診断することは出来ない。

 

また最近増えているような整骨院・接骨院だと

まともに捻挫の処置も出来ない場合もある。

 

整骨院の現状を知りたい方はこちらから

[blogcard url=”https://zyusei.com/post-65/”]

 

整骨院の正しい使い方はこちらから

[blogcard url=”https://zyusei.com/post-477/”]

 

 

しっかり捻挫の処置が出来る整骨院を知っている場合を除いて

無難なのは整形外科への受診である。

 

 

基本的には足を捻って痛みがあるならば病院へ行って頂きたいが

 

特に注意して欲しいポイントを紹介する。

 

・捻った後、痛みで足がつけない

・捻って30分もしない間に腫れが強く出る

 (左右の足で比べて、患部側くるぶしの骨ばってる感じが見えなくなる)

引用元:http://mama.p1.bindsite.jp/pg240.html

 

・内出血が出ている

・くるぶしを押すと激痛

 

これらが見られる場合は骨折がある可能性が高いので

なるべく早く応急処置をして

病院へ行くべき。

 

これらに当てはまらなくても

2~3日しても痛みが治まらない場合や

むしろ増してきている場合もすぐ受診を勧める。

 

 

⑤まとめ

 

今回、足を捻ってしまった場合の応急処置と

病院に行く判断のポイントを伝えた。

 

足の捻挫は軽く見られがちだが、しっかり初期処置をすれば

その後の組織回復にも良い影響を与えられる。

 

また、病院などにいかず損傷を放置していると

しっかり修復されずに

痛みや関節不安定性が残ることもある。

 

なので、

足を捻ってしまったらまずは自分でも出来る応急処置をする

その後病院でしっかり処置をしてもらおう。

 

 

 

 

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