柔道整復師 

柔道整復師になるためにどんな勉強をするの?元柔道整復師が解説!

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こんにちは!元柔道整復師のささです。
今回は、以前柔道整復師になるためにはどんな勉強をする必要があるのか?という質問を頂いたので
柔道整復師が学校で勉強する内容について紹介していきます。
 
 

①柔道整復師になるために学校で学ぶ科目

柔道整復師になるためには国家試験があり、それに合格しないと資格を取得できない。
そのため国家試験の出題基準に沿った勉強をする必要がある。

勉強する科目は
解剖学
生理学
運動学
リハビリテーション医学
整形外科学
外科学
一般臨床医学
病理学
衛生学
柔道整復理論・実技

意外と科目数が多く、
それぞれどんな勉強をするか説明していく。

②各科目の内容を簡単に紹介!

柔道整復師が学校で学ぶ科目についてもう少し細かく見てみよう。

解剖学…骨や筋肉、臓器や血管など人体の構造物の名称や位置などを学ぶ
生理学…人体を構成する器官や細胞の仕組みや機能を学ぶ
運動学…人体の関節運動に関する事を学ぶ
リハビリテーション医学…リハビリテーションについて学ぶ。装具や杖などについても
整形外科学…整形外科領域の疾患などについて学ぶ。ヘルニアや脊柱管狭窄症などから、腫瘍や運動器に関係する疾病も学ぶ。
外科学…手術法や傷についてなど、外科に関することを学ぶ。
一般臨床医学…基礎的な医学を学ぶ。特定の疾病の特徴的な症状など
病理学…病気の原因、発生のメカニズムなどを学ぶ。
公衆衛生学…集団の健康について学ぶ。
柔道整復理論…骨折や脱臼などの症状や治し方を学ぶ。

ほとんどの人が触れた事のない分野である。
基本的に柔道整復師は人体の構造や機能、医学的な基礎知識、骨折や脱臼についての専門知識を学ぶ。

③勉強は難しい?

人によって感じ方は違うだろうが
最初の1年間はかなり難しく感じるだろう。
しかしちゃんと勉強をしていれば後半は覚えるだけなので簡単に感じるはず。
私はそうだった。

ほとんど勉強をした事無い分野なので、どうしても1年目は苦労する。
しかしある程度基礎を身につければ、あとは暗記問題が多いので簡単に思える。

私の経験では、1年目の生理学解剖学で約半分の生徒が前期末テストに合格できていなかった。上手く順応できてないとスタートで出遅れてしまうことが多い。

しかし逆を言えば、みんなスタートが同じなので
高校までの成績が悪いような人でも、努力すれば柔道整復師の勉強では良い成績を取ることができる。

④実際の国家試験問題をみてみる

[解剖学]血液が分類されるのはどれか。
1上皮組織
2支持組織
3筋組織
4神経組織

 

[生理学]代謝性変化で呼吸促進が起こるのはどれか。
1呼吸性アシドーシス
2呼吸性アルカローシス
3代謝性アシドーシス
4代謝性アルカローシス

 

[一般臨床医学]疾患と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。
1下肢の動脈硬化症・・失調性歩行
2筋ジストロフィー・・間欠性跛行
3パーキンソン病・・突進性歩行
4脳梗塞・・アヒル歩行

 

[柔道整復理論]脱臼で誤っている組み合わせはどれか。
1肩鎖関節上方脱臼・・・肩鎖靱帯損傷
2肩関節烏口下脱臼・・・バンカート損傷
3肘関節後方脱臼・・・関節包後面断裂
4示指MP関節脱臼・・・掌側版断裂

実際の問題を見たほうがイメージが湧くと思う。

勉強をしてない人では全くわからないような問題だが、3年から4年も勉強すれば簡単に解けるようになる。

柔道整復師になるためにはこんな勉強を行う事になる。

引用元

https://kakomon-quiz.com/juseishi/

⑤まとめ

柔道整復師はマッサージの勉強とか、骨盤○○とか手技の勉強や実技をするようなイメージがあるが
一般的な学校では一切無い。

なせならば本来の柔道整復師は骨折や脱臼などの外傷(ケガ)を処置するのが仕事である。

私の同級生でも、学校に入ってから「こんな医学的な勉強が多いのか…」と言って付いて来れなくなりやめた人たちもいる。

柔道整復師がどんな資格か分かった上でこの資格取得を目指す人ならば勉強も努力する事ができるだろう。

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