柔道整復師 

柔道整復師がスポーツトレーナーになる為に必要な事は何?【挫折した体験談】

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こんにちは!ささです。

スポーツトレーナーになりたくて柔道整復師の資格を取ろうとしている人もいるだろう。
私も「スポーツトレーナーにもなれる!」的な情報をみて、整骨院も出来るしスポーツトレーナーにもなれるならこの資格いいじゃんと思った。

なので柔道整復師の資格とトレーナーの勉強もできる大学に入学した。

しかし入ってみると、そもそもトレーナーとはどんなものなのか詳しく知らないために何を勉強すれば良いのか?
柔道整復師の資格があればトレーナーになれるのか?
など色々な疑問点が出てきた。

そんな疑問を解決するために今回は、柔道整復師とトレーナーについて紹介していく。

この記事は、柔道整復師の資格を取りながらスポーツトレーナーになりたい人向けの記事です。
スポーツトレーナーの種類やどんな資格、勉強が必要なのか。
柔道整復師の資格があればスポーツトレーナーになれるのかについて説明しています。
あなたがトレーナーになるにはどうすればいいのか参考になる内容です。

この記事のまとめ

柔道整復師がスポーツ現場ではたらくトレーナーになるためには
JSPO-ATの資格の勉強をする必要がある。
柔道整復師の資格を学びながら一緒に資格をとれる学校にいくか
柔道整復師の資格取得後、トレーナーの学校に再入学する必要がある。
まだ柔道整復師も取っていないならば、勉強はかなり大変だが一緒に取れる学校に
行ったほうが良いだろう。

鍼灸師×JSPO-ATがプロスポーツには多いけどね。

①そもそもスポーツトレーナーとは?

スポーツトレーナーと言っても大きく分けると、4種類ほどに分けられる。

1.アスレティックトレーナー
2.ストレングストレーナー
3.メディカルトレーナー
4.フィットネストレーナー

それぞれのトレーナーについてまず理解をしよう。

アスレティックトレーナー

スポーツドクターおよびコーチとの緊密な協力のもとに、競技者の健康管理、外傷・障害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置アスレティックリハビリテーションおよびトレーニング、コンディショニング等にあたる。

イメージとしてはサッカーやラクビーの試合で負傷時に駆け寄って処置したりするトレーナーはアスレティックトレーナーであることが多い。スポーツ現場でのトレーナーと言えばアスレティックトレーナーになる。
スポーツ現場ではメディカルとして扱われる事もある。

資格としては日本スポーツ協会(旧体育協会)公認のアスレティックトレーナー(JSPO-AT)を持つ。
もしくは米国のATC(アスレティックトレーナー資格)を持っている事もある。

ストレングストレーナー

主にパフォーマンス向上や、怪我の予防のためトレーニング指導やトレーニングのプランニングを行う。
スポーツ現場のみならず、最近ではパーソナルトレーニングジムなどでも活躍している
資格としてはNSCAやNESTAなどがある。

メディカルトレーナー

怪我の後、日常生活レベルまでは病院の理学療法士や医師が対応してくれるが
スポーツ現場のレベルに戻すためにトレーニングやリハビリをするトレーナー

最近ではアスレティックトレーナーが兼任する事も多いのでメディカルトレーナーの資格というものはあまり聞いたことがない。

メディカルトレーナーの業務を行うものは医療系の資格(理学療法士や柔道整復師、鍼灸師)を持つ事が多い。

フィットネストレーナー

主にスポーツジムなどで働くトレーナー
一般の方向けにトレーニング指導やフィットネス指導などを行う。

フィットネス系のトレーナー資格を持っていたり、会社独自の資格制度がある場合もある。

②柔道整復師がトレーナーになるために必要な事

先程大きく四分類したようにトレーナーにも種類がある。

スポーツ現場でなくても良いのであれば、フィットネストレーナーとしてフィットネスジムなどに就職すればなる事もできる。

柔道整復師の資格を持っていれば、フィットネスジムなどにも就職はしやすいだろう。
実際に私の友人にもジムに就職した柔道整復師がいる。

しかしスポーツ現場で働くトレーナーになりたいならば日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格(以下JSPO-AT)を目指したほうが良い。

他にも様々なトレーナー資格はあるが、JSPO-ATは難易度が高く合格率も低い。現在日本のスポーツトレーナーとして認められやすいのはそのJSPO-ATまたは米国のATCである。

プロスポーツで活躍するトレーナーの多くはこのJSPO-ATを持っている。

JSPO-ATが無ければトレーナーができないという訳ではないが、最低でもJSPO-ATの勉強をしていないとスポーツ現場でのトレーナー活動は難しいだろう。
柔道整復師の勉強だけでプロスポーツのトレーナーに付く事は難しい。

つまり、柔道整復師がプロスポーツ現場で働くトレーナーになりたければ
最低でもJSPO-ATの勉強をする。そしてできるだけJSPO-ATの資格をとるべきである。

巷には○○トレーナーという資格があふれているが、適当な資格をとってもスポーツの現場で通用しない事が多い。
しっかり自分の働きたい職場などを調べて、求人情報から必要資格を確認してから取る資格を選ぼう。

JSPO-ATになるために必要な勉強科目は↓

・スポーツ医学
・スポーツ栄養学
・スポーツ教育学
・スポーツ経済学
・スポーツ経営学
・スポーツ史学
・スポーツ社会学
・スポーツ心理学
・スポーツバイオメカ二クス
・スポーツ法学
・スポーツ工学・アスレティックトレーナーの役割
・スポーツ科学
・運動器の解剖と機能
・スポーツ外傷・障害の基礎知識
・健康管理とスポーツ医学
・検査・測定と評価
・予防とコンディショニング
・アスレティックリハビリテーション
・救急処置
・スポーツと栄養
・現場実習

引用元:http://careergarden.jp/athletic-trainer/benkyou/

かなりたくさんの座学と実技やスポーツ現場での実習などがある。

柔道整復師がJSPO-ATをとったりJSPO-ATの勉強をする方法はどんなものがあるのだろうか?

③柔道整復師がJSPO-ATを取る方法

資格を取るためには、試験に受からなければならない。
試験を受けるためにも受験資格を得ないとならないので、一般の人が急に受けられるようなものではない。

JSPO-ATの受験資格
・満20歳以上
・養成講習会受講または免除適応コース承認校を卒業

1.柔道整復学科とJSPO-ATがとれる学校に行く
2.柔道整復師の資格取得後にJSPO-ATが取れる学校(専門学校や大学)へ行く
3.養成講習会に出席する(関連団体などの推薦が必要)

3の養成講習会は、経験などがあって関連する団体などが推薦した人のみ講習会に参加できるので普通の人はあまり関係ない。

1か2がおすすめ。これから柔道整復師の資格取得をしようとしているならば
勉強は大変だが一緒に資格取得をめざす1のパターンをオススメする。

④おまけ…「トレーナーに多いのは鍼灸師」

ここまで柔道整復師がトレーナーとしてスポーツ現場で働くには?という話をしてきたが
残念な事に、プロスポーツのトレーナーには柔道整復師より鍼灸師が多い。

柔道整復師が得意とする外傷処置などはJSPO-ATの資格を持っていれば現場で対応すべき事は習う。
なので柔道整復師の資格があってもそこまで重宝されないのかもしれない。

鍼灸師の鍼を行う事は、JSPO-ATがあっても行う事はできない。
そのために鍼灸師×JSPO-ATの資格を持つ人がプロスポーツ界には多い

サッカー日本代表トレーナーの方も鍼灸師×JSPO-ATだし、鹿島アントラーズ元トレーナーの方も鍼灸師×JSPO-ATだった。
プロ野球にも鍼灸師を持っている人は多い。

柔道整復師の資格を持ってスポーツの現場で働いている人もしっかりといますが
これからスポーツトレーナーを目指して一緒に医療系資格を取得したいならば鍼灸師を取ったほうが良い。

⑤まとめ&私の体験談

柔道整復師がトレーナーになる方法と鍼灸師の方が多い現状を話した。

私が学生時代に柔道整復師とJSPO-AT(私の時はJASA-ATだったが)の勉強をした話をしようと思う。

大学だったので比較的柔道整復師の授業はコマ数も余裕があったが
そこにトレーナーの勉強が入ると毎日帰りが遅くて、バイトしてたら遊べないくらいだった。
試験も大変で、現場実習などで休みの日もトレーナー活動が必要だった。

さらに先生からもスポーツトレーナーをしてもそんなにお金は稼げないし
朝から晩まで皆のサポートをし続ける体力的な大変さがあるから、本当にやりたい人しか
やらないほうがいいという教えもあり
途中でトレーナーの勉強はやめてしまった。

結果的には、スポーツトレーナーに今もなろうとは思っていないので勉強やめた事は後悔していないが自分の選択肢を広げるためにJSPO-ATの受験資格を得るくらいまではやっておいても良かったなと思う。

柔道整復師の現状がこんな事になっているとその時に知っていたらきっと死ぬ気でJSPO-ATをとろうとしていただろうね。

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